VOL.04 — 2026年2月号

エジプトのアニメショップ・アニメラーメン訪問記、アフリカのMMA旋風、「アフリカエンタメ元年宣言」

発行日: 2026年2月 | 日本アフリカエンタメ事業協議会
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ご挨拶

皆さま、こんにちは。JAEBCニュースレター2月号をお届けします。2026年2月18日には「エンタメ令和宣言」イベントを開催し、東アフリカを拠点とするCots Cots代表・清水氏とともに、東アフリカのアニメ動向も共有しました。ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

アフリカは一枚岩ではなく、南アフリカのように相対的に所得水準が高く市場規模の大きい国もあれば、エジプトのように人口が大都市圏・デルタ地域に集中し、都市型の消費市場が形成されやすい国もあります。ナイジェリアはアフリカ最大級の人口規模を誇ります。さらに西アフリカ仏語圏では、地域通貨CFAフランがユーロに固定レートで連動しており、相対的に為替変動リスクが抑えられる地域もあります。今回のニュースレターでは、エジプト、コートジボワール、南アフリカ等を取り上げ、地域の偏りを抑えながら「アフリカで今起きていること」をお届けします。

今月の内容

①Editor's Column (文/ 品田諭志)

エジプトのアニメショップ・アニメラーメン訪問記

エジプトは人口1.1億人、一人当たりGDP約3500ドルの大国です。なかでも首都カイロの発展スピードは急激で、New Cairo、6th of October Cityといった新都市に、巨大なモールと新興住宅地が続々と誕生しています。さらには、これら新都市とカイロ中心部を結ぶ全長100KM規模のモノレール建設、都心部の地下鉄ネットワークと、インフラの発展もすさまじいです。グレーターカイロと呼ばれる都市圏全体で人口は2300万人、都市部では一人当たりGDPは5000ドルを超えており、経済的にエンタメ消費が成立する転換点をすでに通過しているといえます。(これは、インド、インドネシア、フィリピンでも日本アニメが爆発した水準です。)今回は、そんなカイロにおける、アニメ消費の一端をお見せしたいと思います。

①Anime Spot New Cairo

Anime Spotはすでにカイロ市内に4店舗を展開する、エジプトのアニメショップです。運営はエジプト企業ですが、店内で販売する正規品の仕入れはほぼドバイでおこなっています。店員さんは全員アニメファンの大学生で、とてもフレンドリーな雰囲気です。私が立ち話をした理系学生の店員さんが好きなマンガはベルセルク。ダークファンタジーを愛するファン層がしっかり育っているところに、エジプトのアニメファンがもつ嗜好の広さと、にわかのブームではない市場の温まり感を感じます。平日16:30の店内には10人ほどのお客さんが入っており、店員さんと立ち話をしていた10分くらいの間に2人が会計をしました。店内のBGMにアフロビーツ(RemaのCalmdown) が流れるという一コマもあり、エジプトで日本アニメグッズを見ながらナイジェリアの音楽を聴くという不思議な体験でした。なお、店内はドバイから供給されるバンダイナムコ中心のグッズと、直接仕入れているPop!シリーズで知られているキャラクターズトイのFunkoのグッズが大きなスペースを占めていました。

Anime Spot New Cairo
Anime Spot New Cairo店内

② ICHIMIRO RAMEN

エジプトのアニメファンが集まるラーメン屋さんです。ナイジェリアでもそうですが、日本アニメに出てくる、ナルト、ゆで卵、チャーシューがのってる典型的な見た目の日本のラーメンを一度でいいから食べてみたいというアニメファンの声が強いです。アフリカでも、中国系の湯麺か蘭州牛肉麺、もしくは韓国の辛ラーメンは都市部を中心に見かけますが、本格的な見た目の日本ラーメンを見つけることはほぼ困難です。そんななか、アニメファンの憧れを満たす形で「食×アニメ」の体験を提供するIchimiro Ramenは非常にユニークでクリエイティブな存在です。店舗の入り口にはワンピース、Narutoの等身大のキャラクターパネルが出迎えてくれ、店内には"Authentic Japanese Ramen"の謳い文句とともにアニメのイラスト等が置かれています。お客さんは無料で缶バッジやカード等のアニメグッズの中から一点お土産を無料で選ぶことができます。

私が頼んだChicken Shio Ramenはこんな感じです。これで358エジプトポンド、日本円で1200円くらいです。現地資本ながら、アニメ愛をコンセプトにお店を設計し、現地調達の食材で日本的なラーメンを作り上げるIchimiro Ramen、どうでしょうか?まさに韓国がKポップやKコスメ、Kドラマをパッケージ化し、クロスセル、アップセルの仕組みを作ったことを想起させられるのではないでしょうか。このような日本アニメ×日本食のコラボが、現地の創意工夫でポトムアップで生まれて来ていることに、日本人としても大いに刺激を受けることと思います。

ICHIMIRO RAMEN
ICHIMIRO RAMEN Chicken Shio Ramen
Cairo Street Scene New Cairo City Egyptian Anime Fans Cairo Ramen District

アフリカのMMA(総合格闘技)旋風

いまアフリカにはMMA(総合格闘技)の波が来ていることをご存じでしょうか?

まずグローバルにおいては、ナイジェリア出身の格闘選手が大活躍しています。世界最大のプロレス団体であるアメリカのWWEで活躍するOba Femi、世界最大のMMAリーグであるUFCのIsrael AdesanyaにKamaru Usuman。

一方、アフリカ大陸では、米国のMMA団体であるPFLがアフリカの地域リーグとしてPFL Africaの立上げが決まり、2025年12月にはベナン共和国のコトヌーで決勝戦がおこなわれました。私のナイジェリアの友人を含め、多くのアフリカ人ファンたちが現地に駆けつけて大いに盛り上がりました。

このMMA旋風の裏には、実は、PEファンドが絡んでおり、アフリカのスポーツビジネスにおいては静かな地殻変動が起こりつつあります。これまでアフリカから多くのスター選手を輩出しながらも構造的に欧州資本が牛耳ってきた欧州サッカーリーグ型モデルからの脱却、現地収益化、現地選手の育成、現地ファンの動員といった観点で新しいスポーツビジネスモデルの構築が始まっています。

英国を拠点にしたアフリカ最大級のPEファンドであるHeliosは、すでに前述のPFL(Professional Fighters League)、そして、NBA Africa(NBAによるBasketball Africa League創設)に投資しています。また、アフリカ投資会社のSilverbacks Holdingsはナイジェリアの伝統格闘技Dambeの興行をおこなうAWFC (African Warriors Fighting Championship)に投資しています。

PFL Africaの戦略

著者(品田)のナイジェリアの友人はもともとインフラ事業のファイナンスを専門に仕事をした後、London Business SchoolでのMBA取得を経て、いまはPFL AfricaのDirectorとして、Business StrategyとOperationを担当しています。彼らの戦略は主に下記3点に集約されます。

①大会の開催コスト削減:サッカーのような団体スポーツは、選手の移動コストがかさむ。特にアフリカ域内はインフラの未整備、航空ルートの欠如により、移動コストが非常に高い。また、ファンが大会の開催地に合わせて各地を移動することも経済的に難しい。この点、格闘技は個人競技であることから移動コストが最低限に抑えられる。

②試合の短期化:長い試合時間、長期の開催期間、複数の開催地という大会フォーマットはアフリカのスポーツ消費の経済性に見合わない。参考事例はインドのクリケットリーグ。本来何日も試合が続くインドのクリケットの試合形式を3時間のT20形式に変更した結果、観客の熱中度、動員数、広告効果が大きく上昇し、収益化に貢献した。これと同様、格闘技の試合形式も短期集中型とする。

③ローカル化:ローカル選手の育成、ローカルファンの開拓、試合開催地のローカル化をおこなうことで、観客のCAC低下とLTVアップをはかる。これにより、サッカーのようにグローバル市場への接続を前提としない形での収益化を実現する。

どうでしょう、大変面白い試みだと思いませんか?スポーツのフォーマットそのものを工夫していくことで、アフリカ市場単独でも「稼げる」形にしていける可能性があります。新ジャンル、新モデルのスポーツビジネスが立ち上がり、PE資本でロールアップが進んでいく光景が目に浮かぶのではないでしょうか。今後、アフリカにおけるスポーツエンタメ分野の発展はますます目が離せません。

PFL Africa Fighter PFL Africa Event

②ニュースサマリー (文:Aoi Narita)

本稿は、ニュースと、その分析・教訓をコンパクトにまとめたアップデートです。アフリカのクリエイター経済や音楽レーベル、欧州による文化支援の最前線を題材に、「次のカルチャーの震源地はどこか」「そこに日本はどう関わりうるのか」を考えるきっかけをお届けするものです。お読み進めいただく中で、皆さまの事業や投資の示唆となれば幸いです。(成田)

グラミー賞が開催。今年のBest African Music Performanceは南アフリカ出身Tylaの「Push 2 Start」に。

ニュースの要点

南アフリカのTylaが Best African Music Performanceを「PUSH 2 START」で受賞し、Tylaは通算2回目の受賞となりました。 一方で、ナイジェリアのアフロビートの開祖Fela Kutiは、別枠のLifetime Achievement Award(生涯功労賞)を追贈で受賞しました。

ニュースの意義

これまでアフリカ出身アーティストがグラミーで評価される主なルートは、「Best World Music Album」など、いわゆる"ワールド/グローバル枠"に入ることでした。 しかし、アフリカ音楽が世界的に聴かれるようになるにつれ、グローバル枠として一括りにされがちな評価構造では捉えきれない、という課題が意識されるようになりました。その流れの中で Best African Music Performance は、2024年(第66回)から新設されたカテゴリです。アフリカ大陸の地域性ある表現を活かした楽曲を、より適切に評価するために導入された枠と位置づけられます。

今回Tylaが受賞したことは、単に「1曲が勝った」というだけでなく、新設されたアフリカ部門が"どういう音楽を評価する部門なのか"が見えてきた点で象徴的です。 この部門が始まってまだ3年目ですが、そのうち Tylaが初回のWaterと今回で2回受賞しているため、審査側が評価しやすい方向性――つまり 「アフリカらしいグルーヴやリズムを残しながら、1曲として完成度が高く、世界のリスナーにも届く作り」が、この部門では評価されると読み取れます。加えて、Tylaの受賞をきっかけに「アフリカ音楽はAfrobeatsだけではなく多様だが、それを一つの部門でどう扱うのか」という議論も起き、部門そのものへの注目も高まりました。※TylaのジャンルはAmapiano popsと言われたりする

一方、Fela Kutiの功労賞は、流行やランキングとは別の話です。これは「今年のヒット」を表彰するのではなく、アフリカ音楽の源流(アフロビートの歴史的功績)を、世界の音楽史の一部として公式に認定する"殿堂入り"に近い位置づけです。つまり今年は、"いまの勝利(Tyla)"と"歴史の顕彰(Fela)"が同時に起きた年だと言えます。

Tyla Grammy Performance

世界的に人気な配信者、IShowSpeedとKai Cenatのアフリカ来訪

ニュースの要点

世界的な影響力を持つ配信者が相次いでアフリカを訪れ、IRL(In Real Life)配信が観光・都市イメージ・支援を動かし得る現象として注目が集まっている。 YouTuberのIShowSpeedは、YouTube登録者が約5,100万人規模のメガクリエイターで、2025年12月から約28日間でアフリカ20カ国を巡るツアーを展開。各地の食・ダンス・スポーツ・日常をライブ配信し、モロッコでのAFCON決勝観戦や、ナイジェリア滞在中に登録者5,000万人到達といった"節目"も重なり、視聴者の熱狂を一段と加速させました。

一方、Twitchを代表するトップ配信者Kai Cenatは、Twitchフォロワーが約1,985万人規模。2026年2月上旬にナイジェリア(ラゴス)へ2回目の訪問として、到着の様子が話題となりました。前回訪問時に言及したマココ(Makoko)地域の子ども向け学校建設支援の進捗確認や関係者との面会が、再訪の文脈として伝えられています。

ニュースの意義

この動きが示す本質は、「有名人が訪れた」という話に留まらず、配信文化(ライブ)そのものが"熱狂の作り方"を変えている点にあります。ストリーマーの強みは、編集された完成品ではなく、リアルタイムの偶発性・反応の連鎖・視聴者参加によって、現地の空気を"体験"として届けられることです。コメント欄での同時反応、切り抜き拡散、SNSでの二次流通が重なることで、現地の熱量はさらに増幅し、街全体がイベント化しやすくなります。

その結果、アフリカを普段知らない層に対しても、食・音楽・人々の活気といった要素が「いまの都市の姿」として直感的に伝わり、観光と都市ブランディングの"超低コストな世界露出"になっています。

さらに、ライブで日常やカルチャーが流通することで、「危険/貧困」といった単一のイメージに偏りがちな見られ方が揺さぶられ、国や都市の"見られ方"が更新されます。これは投資・留学・企業進出の心理的ハードルを下げる可能性もあります。加えて、Kai Cenat級のTwitchスター、IShowSpeed級のYouTubeライブの巨人が動くことで、波及の初速と規模が桁違いになり、現地側の歓迎・反応も含めて「ニュースとしての増幅装置」になっている点が重要です。

IShowSpeed Africa Tour Kai Cenat Nigeria Visit

アビジャンで"アニソン×J-POP"が満員級の熱量に――「J-POP Anime Ivoire 2026」が示した、西アフリカにおける日本ポップカルチャーの次の伸び方

2026年1月31日、コートジボワールの首都アビジャンにて、日本のアーティスト(FLOW、sajou no hana、EYRIE)と、コートジボワールのアーティスト(Dre-A、Zikos、Petit Colas)が共演する無料コンサート「J-POP Anime Ivoire 2026」が開催されました。あわせて1月28日には、ショッピングセンターでのミニコンサートも実施され、本企画は複数日程で展開されました。主催は国際交流基金(JF)で、共催には在コートジボワール日本国大使館、CFAO CONSUMER COTE D'IVOIRE(豊田通商グループ)、SONY MUSIC AFRICA等が名を連ねています。

本イベントは、西アフリカで高まり続けるアニメ・マンガへの関心を背景に、「アニメを入口に、音楽ライブを通じてコミュニティを束ねる」という形が、現地の熱量とともに立ち上がった点が注目されます。ロックやJ-POPに加え、マンガやアニメの世界観に着想を得たアニメ音楽・アニメソングなど多様なスタイルを通じて、日本の現代文化の豊かさと創造性が紹介されました。

また、コートジボワールの人気アーティストとのコラボレーションも本企画の見どころの一つとなりました。さらに、公演に加えて、sajou no hanaとEYRIEは日本語学習者との交流会も実施し、音楽体験と学習コミュニティが接続する導線が用意されていました。こうした公演および交流の機会を通じて、日本とコートジボワールの相互理解と友好関係の一層の促進が期待されます。

なお、FLOWはアニメ『NARUTO』のオープニング「GO!!」をはじめ、『コードギアス 反逆のルルーシュ』オープニング「COLORS」、『ドラゴンボールZ 神と神』のテーマ曲「CHA-LA HEAD-CHA-LA」、映画『HERO ~Song of Hope~』関連楽曲など、数多くの作品で知られています。

J-POP Anime Ivoire 2026
J-POP Anime Ivoire 2026 コンサート会場
FLOW Performance J-POP Anime Ivoire Audience

④ アフリカ in JAPAN

2/18にJAEBC・Cots Cots主催イベント「アフリカエンタメ元年宣言」を開催!

05|AFRICA IN JAPAN 『アフリカエンタメ元年宣言』イベント報告[文:鳥居佑輝]

2月18日、JAEBCとCOTS COTSの共催により、イベント「アフリカエンタメ元年宣言」を、松竹ベンチャーズ様が運営されるEIGHTにて開催いたしました。音楽・映画・アニメ・ゲームなど急成長するアフリカのエンタメ市場を俯瞰しつつ、日本のコンテンツが現地で「展開・協業」していくための具体的なルートを、実務目線で掘り下げる機会となりました。

冒頭では、JAEBCの菅生零王および品田諭志より趣旨をご共有申し上げ、続いて漫画家・参議院議員の赤松健氏からも一言ご挨拶を頂戴したうえで、パネルセッションへと移りました。Panel 1では、COTS COTSの清水政宏氏とBS日本(BS日テレ)の伊藤幸弘氏より、東アフリカにおける「オタ祭り」をはじめとした日本アニメの盛り上がりをご紹介いただきました。Panel 2では、JAEBCの成田葵がナイジェリアを中心とした音楽・映画産業の構造と成長性を整理し、TBSホールディングスの太田裕之氏からは配信・事業連携の可能性をご提示いただきました。Panel 3では、清水氏と品田を中心に、今後5年を見据えた展望として「コンテンツのプッシュではなく、消費者からのプルが重要」という視点が確認されました。上から作品を届けるだけではなく、需要起点で「何が求められているか」を捉え、配信・流通・販売チャネル・コミュニティといった下流インフラを育てる設計が不可欠である、という議論が一層深まりました。

DJアオキシゲユキ氏の選曲も相まって会場は大いに盛り上がり、懇親会ではDegas CEOの牧浦土雅氏にガーナのビールをご提供いただき、乾杯のご挨拶も頂戴いたしました。また、JAEBC Youth(本企画の学生統括:岡智也)を中心に約20名の学生の皆様にもご参加いただき、「ここから始める」という空気が立ち上がる一夜となりました。JAEBCとしても、ファンの声が可視化されるダッシュボードの設計、アフリカ最大級のアニメファンコミュニティ運営者の招聘、アニメグッズの実店舗販売など、"需要の解像度"を高める実装を進めていく方針を共有させていただきました。

JAEBC イベント会場
アフリカエンタメ元年宣言 イベント会場の様子
JAEBC Event Panel Discussion JAEBC Event Reception

■基本情報

日程:2026年2月18日(開場18:30/開始19:00/閉会21:30)

会場:EIGHT(松竹ベンチャーズ様運営)

主催:日本アフリカエンタメ事業協議会(JAEBC)、COTS COTS LTD.

運営:JAEBC、JAEBC Youth

対象:エンタメ業界関係者・学生(参加費無料/80名程度/招待・一般申込)

■企画内容

冒頭挨拶:菅生零王・品田諭志/漫画家・参議院議員 赤松健氏によるご挨拶

Panel 1:東アフリカ×日本アニメ(清水政宏氏、伊藤幸弘氏)

Panel 2:ナイジェリアの音楽・映画×協業(成田葵、菅生零王、太田裕之氏ほか)

Panel 3:今後5年の展望(品田諭志、清水政宏氏、鳥居佑輝ほか)

懇親会:ガーナビール(Degas CEO 牧浦土雅氏提供)/DJ:アオキシゲユキ氏

⑤ Today's Vibes🎵 by DJ Aoki

アフリカ音楽キュレーターのアオキシゲユキです。

⑥おわりに

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。編集者として今月号を通じて見えてきたのは、アフリカの音楽・スポーツ・ゲームなどのエンタメが、それぞれ別の市場ではなく、互いに影響し合いながら次のムーブメントを形づくっているという事実です。Detty Decemberの熱狂も、AFCONの商業化も、現地のオタク文化の広がりも、すべては「熱量が集まる場所に、ビジネスの芽が立ち上がる」ことを示しています。

JAEBCとしては、こうした兆しを一過性で終わらせず、日本側との協業・投資と接続する具体的な機会づくりを進めていきます。また、今月のイベントも開催させていただきましたので、来月号もお楽しみにください。

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